取扱い・保守・品質について
取扱いについて
-
ディスクはやわらかな薄い箔または板ですから、運搬、取扱いには十分ご注意ください。例えば、ドームを突いたり、しわにしたり、指紋をつけるなどは低圧破裂の原因になります。
-
その他ラプチャーディスクの取扱いについては、製品に添付してあります取扱い説明書をご覧ください。反転型ラプチャーディスクの取扱いは締め付けトルクなどの管理が必要です。取扱い説明書を読んでから慎重に行ってください。
- ラプチャーディスクの取扱いにおける注意点についてはこちらをクリックしてください。[PDF]
- 締付けトルク管理についての詳しいご説明についてはこちらをクリックしてください。[PDF]
- 反転型(FBS)ラプチャーディスクのディスク交換についてはこちらをクリックしてください。[PDF]
- ユーザーズガイドについてはこちらをクリックしてください。[PDF]
保守について
-
ラプチャーディスクは常用圧力・温度などの物理的アタックと、流体・雰囲気による科学的アタックを受けて破裂圧力が低下することがありますので、保守点検の意味も含めて、通常の使用条件では破裂しなくても、1年ごとに新しいスペアディスクと交換してください。また、容器や配管の耐圧試験時にラプチャーディスクを取り付けたまま行ったり、試運転時のミス・オペ、正常運転に入るまでの圧力不安定などにより、ラプチャーディスクに異常圧力が加わったり、または、破裂することがあります。以上の点から、スペアディスクは数枚準備しておいてくださるようお願いいたします。
- スペアディスクについての詳しいご説明についてはこちらをクリックしてください。[PDF]
- ラプチャーディスクの点検についてはこちらをクリックしてください。[PDF]
- 反転型ラプチャーディスクの点検における注意点についてはこちらをクリックしてください。[PDF]
- ユーザーズガイドについてはこちらをクリックしてください。[PDF]
品質について
ラプチャーディスクは安全装置の一つであるため、その品質管理は特に厳しく要求されます。
当社は、素材の入荷から製品の出荷までの全工程にわたり、JIS B 8226、HPIS-101およびこれらをさらに細かく規定した社内標準により管理を徹底し、ユーザーのご信頼に十分お応えできるよう、製造・検査を実施しております。また、ISO 9001の資格と、その管理態勢で試験設備を充実し、φ10からφ900まで各種のテストが可能です。
また、お客様のご要望により、Heリーク試験、クリーンルームでの組立・梱包・超音波洗浄が対応可能です。