よくあるご質問
ラプチャーディスクの注文
Q.
ラプチャーディスクの製作はどこで行っていますか?
A.
全て日本国内(茨城県ひたちなか市)の自社工場で製作しています。
Q.
特定の代理店はありますか?
A.
特定の代理店様はありません。直接のお取引も可能ですが、代理店様をご指定いただければ対応いたします。
Q.
工場見学や破裂試験の立会は可能ですか?
A.
可能です。生産は全て弊社東海工場(茨城県ひたちなか市足崎1263)で行っております。
Q.
提出してもらえるドキュメントは何がありますか?
A.
標準では構造図面、検査成績書、取扱説明書の3点になります。ご要望いただければ吹き出し量計算書、強度計算書、ミルシート、トレーサビリティ証明書、試験検査要領書のご提出が可能です。それ以外の図書をご希望の場合はお問い合わせください。
Q.
標準的な納期はどれくらいですか?
A.
通常はスペアディスクで30日間、ホルダーとディスクのセットですと45日間で対応させていただいております。 緊急の場合は特急対応もいたしますのでご相談ください。
Q.
標準品(在庫)はありますか?
A.
申し訳ありませんが、お客様のご仕様に応じ最適化された製品を提案させていただく関係上、標準品(在庫)はございません。
Q.
スペアディスクを購入したいのですが何を連絡すればいいですか?
A.
当社の図面番号、梱包箱に記載されているMAKER JOB No、MANAGEMENT No、ホルダー部に刻印されている管理番号のいずれかをお知らせください。
Q.
スペアディスクは1枚からでも購入できますか?
A.
もちろん1枚からでも販売可能です。お見積りについては担当者、または「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
Q.
部品のみの注文は可能ですか?
A.
部品のみの注文も承っております。
Q.
数がまとまった場合は安くしてもらえますか?
A.
数が増えると単価は安くなります。別途担当者、または「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
Q.
海外からの注文は可能ですか?
A.
海外営業部門がありますので、ご注文は可能です。また、海外拠点(アメリカ、上海、韓国)でも対応しております。
Q.
外国語でのドキュメント(仕様書等)でも対応は可能ですか?
A.
対応可能です。なお、英語・韓国語・中国語以外の言語については、別途担当者、または「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
ラプチャーディスクの検討
Q.
高圧ガス保安法が適応されるラプチャーディスクはありますか?
A.
ラプチャーディスクは圧力を保持する部品ではないため、高圧ガス保安法の認定品はありません。
ただしホルダーは受験可能です。
Q.
使用できないガスケットはありますか?
A.
PTFEガスケット、ゴムシートガスケットはクリープ(コールドフロー)により締付け力が不足するため、弊社ではご使用を推奨しておりません。
※詳細は「ラプチャーディスクのホルダー、フランジ間のガスケット選定について[PDF]」をご参照くださいQ.
保証期間はどうなっていますか?
A.
保証期間は当社工場出荷後12ヶ月です。
Q.
ブイテックスのラプチャーディスクが他メーカーより優れている点はどこですか?
A.
性能と品質です。その実力は各原子力プラントへの正式採用等で証明されています。 また受注・設計・製造を国内で一貫して実施することにより、特殊仕様・納期・価格等柔軟な対応が可能なことは他社にないメリットと考えております。
Q.
打合せ等で設計者の派遣は可能ですか?
A.
もちろん可能です。ラプチャーディスク専任の設計者がお伺いいたします。
Q.
ラプチャーディスクと安全弁との違いは何ですか?
A.
故障の可能性がつきまとう安全弁と異なり、ラプチャーディスクは誤作動することがなく、設定圧力で確実に圧力を開放するため、前漏れがありません。 ただし、ラプチャーディスクは設定圧力でいったん破裂すると全開となり、流体がなくなるまで開放したままですが(吹き止まりなし)、安全弁は設定圧力での開放後、設定圧力を下回ると弁が閉じ、流体の放出が止まります(吹き止まりあり)。
Q.
製作が可能な一番大きいサイズはどのくらいですか?
A.
型式により異なりますが、1,000A迄の製作実績があります。詳細は担当者、または「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
Q.
特殊仕様は受けてもらえますか?
A.
お客様のご要望に基づき最適なご提案をいたしますので、別途担当者、または「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
Q.
ラプチャーディスクに関する法規はどんなものがありますか?
A.
高圧ガス保安法や圧力容器構造規格などがあります。
Q.
反転型ディスクに流体が接液したらどうなりますか?
A.
液体が接液した場合は、破裂圧力に影響する場合があります。ただし、流体がミスト状の場合はこの限りではありません。
Q.
接続が特殊な場合でも製作は可能でしょうか?
A.
可能です。別途担当者、または「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
Q.
特殊材料での納入実績はありますか?
A.
強腐食性流体用としてタンタル、インコネル等を用いたディスクの製作実績があります。
Q.
他社製ホルダーの面間に合うホルダー製作は受けてもらえますか?
A.
対応可能な場合もありますので、別途担当者、または「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
Q.
ホルダーの重量が重いのですが材質を変更したり軽くすることは可能ですか?また改良する予定はありますか?
A.
ホルダーの重量軽減は可能ですが、ディスクを直接フランジに挟み込むホルダーレスタイプもございます。
別途担当者、または「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
ラプチャーディスクの保全
Q.
ラプチャーディスクは点検する必要がありますか?
A.
ラプチャーディスクは有事の際の安全装置です。機器・装置を保護するためにも、
定期的に点検をお願いいたします。
Q.
ラプチャーディスクは再利用できますか?
A.
再利用は出来ません。理由はラプチャーディスクは一度でもセットするとディスク端部に応力がかかり、再度セットすると異なった応力がかかることにより、破裂性能に影響が出るためです。
※詳細は「反転型ラプチャーディスクの点検における注意点について[PDF]」をご参照くださいQ.
ラプチャーディスクホルダーとフランジの間に使用するガスケットに指定はありますか?
A.
ジョイントシートガスケット、PTFE包みガスケット、充填材入りPTFEガスケットを推奨します。PTFEガスケット、ゴムシートガスケット等クリープ(コールドフロー)が懸念されるガスケットは使用できません。うず巻型ガスケット、メタル系ガスケットを使用する場合はお問い合わせください。
※詳細は「ラプチャーディスクのホルダー、フランジ間のガスケット選定について[PDF]」をご参照くださいQ.
ラプチャーディスクの交換周期、または寿命は何年ですか?(破裂しないまま数年経過していますが交換は必要でしょうか?)
A.
当社では、安全上の見地から破裂していないディスクであっても1年ごとの交換を推奨しております。
Q.
交換推奨期限を超過して使用した場合はどうなりますか?
A.
ディスク部分は経年劣化するため、(製作時の性能を満足せず)設定した圧力よりも低い圧力(低圧)で破裂をしてしまう可能性があります。
Q.
使用途中に運転仕様を変更した場合はどうしたらいいですか?
A.
ディスク部を、変更後の仕様にあわせて再度製作しなければならない可能性がありますので、
別途担当者、または「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。